バンドワゴン効果とは?(ビジネス心理学編)
あなたは流行しているものが気になって、それを購入してしまった経験はないでしょうか?
このように、流行しているものに価値が高まることなどを、バンドワゴン効果と言います。
バンドワゴン効果が働く理由は様々あると思いますが、「流行しているもの=多くの人に受け入れられているもの」と感じ、良いモノに違いないと思う傾向があるのが一つの要因だと思います。
また、ほとんどの人は「周りと同じでいたい、除け者にされたくない」という意識があるため、同調行動を起こしてしまうとも考えられます。
使えるシチュエーション
バンドワゴン効果はビジネスと相性が良い心理効果です。
例えば、以下のようにバンドワゴン効果は使われています。
広告に販売数を掲載する
例えば、広告に「10,000個売れました」と掲載するのもバンドワゴン効果を狙った一つの方法でしょう。
広告のキャッチコピーにどれくらいの人が商品を購入して使用しているのかを書くだけでもバンドワゴン効果を期待できます。
また、「女子大生の7割が〇〇製(メーカー)を使っています」などのシェアで示すのも良いかもしれません。
これは、多くの人が購入しているから、きっと良いものなのだろうという心理が働くからです。
商品購入者のレビューを載せると、ウィンザー効果も働き効果的です。
商品購入者にSNSで感想を投稿してもらう
商品の購入者にSNSなどで、商品に関する情報などを拡散してもらうのも良い手法です。
SNSの利用者がその商品が流行っていると感じ、バンドワゴン効果が期待できるでしょう。
SNSで拡散してもらうには、SNSで投稿してくれた人に抽選でプレゼントしたり、割引券を配ったりするなどの方法があります。
組み合わせると効果的な心理効果
以下に、組み合わせると効果的な心理効果について紹介します。
■ウィンザー効果
第三者の評価は信憑性があると感じやすいという心理。
【組み合わせ例】
購入者数とともに商品購入者のレビューを掲載する。
バンドワゴン効果の注意点
バンドワゴン効果はビジネスでよく用いられていますが、逆効果になる場合があります。
例えば、他人と同じものを持ちたくないという人には逆効果になります。
このように、バンドワゴン効果とは逆で、大量に流通したものに価値を感じず、希少性のあるものに価値を感じることをスノップ効果と言います。
特に、お金持ちの人の中には、希少性のある商品を購入したいという人がいるでしょう。
そうした人をターゲットとしたい場合は、あえて価格を高くして多く売れなくても利益が出るようにするのも一つの良い方法です。
キャラクターたちの会話
うへぇ…
あのラーメン屋美味しくなかったね。
やっぱり、定食屋にしておくべきだったんだよ。
そうだね。
でも、なんであんなに行列ができていたんだ?
おー
ミート君にシャケ君じゃないか。
あっ!
はかせー
偶然だね。
おや?
もしかしてふたりとも、このラーメン食べたのか?
うまくなかったじゃろ?
え?
なんで博士は知っているの?
そりゃ、変わった具材でラーメンを作るって有名だからな。
でも、それがクセになるっていう客もおるからコアな人気があるんじゃ。
えー…
普通のラーメン屋に見えたから、そんなの分からなかったよ。
ちゃんと書いてくれればいいのに…
いや、店名を見れば分かるじゃろ?
店名?
ま・・・読めないや。
(真髄ラーメン⇒まずいラーメン⇒不味いラーメン!!)
はっ!!
じゃろ。
?