フィーリンググッド効果

フィーリンググッド効果とは?(ビジネス心理学編)

大事な相手に大事な交渉事をするときや、取引先との商談をする際には、交渉の仕方とかマナーとかに気を取られてしまいがちです。

もちろん、そういったことは大切ですが、交渉をするときの場所にも気を使った方が良いかもしれません。

というのも、フィーリンググッド効果といって、周りの環境が相手の感情に影響を及ぼすことが多いからです。

フィーリンググッド効果の説明

つまり、相手と快適な環境を共にしていると、自分に好印象を持ってもらったり、交渉内容をポジティブに受け止めてくれる傾向があります。

逆に、不快な環境にいると、それだけでも印象を悪く持たれてしまったり、交渉内容をネガティブに受けとめられてしまう可能性があるということです。


フィーリンググッド効果の由来
フィーリンググッド(feeling good)は直訳すると、「感じが良い」という意味です。良い環境でによって、相手の感情が良い方向へ向かうことから、このような名前が付いたと思われます。

使えるシチュエーション

フィーリンググッド効果はビジネスでも使われています。
ビジネスで成功するためには、関係先の企業に良い印象を持ってもらう必要があるからです。

商談をするときに

フィーリンググッド効果(商談)

大事な商談をするときには、環境にも気を使った方が良いです。
清潔感のある場所で、部屋の温度も湿度も心地よい設定にしておきましょう。

上司に大事な報告をするときに

フィーリンググッド効果(報告)

上司に重要な話をしなければならないときには、とても気を使いますよね。
特に、何かを失敗してしまい、報告しなければならないときは緊張します。

そんなときにも、周りの環境に気を遣えばネガティブな印象を少しは抑制できるかもしれません。
場所も大事ですが、上司の機嫌が良くないとき(例えば、忙しそうにしているとき)に報告してしまうと、ネガティブな印書を持たれやすいので、なるべくリラックスしてそうなときに報告すると良いかもしれません。

より効果的な方法

フィーリンググッド効果にランチョンテクニックを組み合わせると、さらによいかもしれません。
ランチョンテクニックは美味しい食事をしながら交渉することで、相手に交渉内容をポジティブに受け止めたもらうテクニックのことです。

つまり、良い環境で(フィーリンググッド効果)、美味しい食事をしながら(ランチョンテクニック)交渉をするのです。

そうすることで、相手はさらに交渉内容をポジティブに受け止めて、交渉を成功させる確率を高くできるかもしれません。

組み合わせると効果的な心理効果&現象

ランチョンテクニック
食事をしながら交渉をするテクニック。

【組み合わせ例】
良い環境で美味しい食事をしながら交渉をする。

キャラクターたちの会話

シャケシャケ

博士また何か心理効果を利用したでしょー

 はげやま博士 はげやま博士

なっ、なんのことじゃ?

シャケシャケ

実験の手伝い嫌いなミート君が、こんなに素直に受け入れるなんておかしーよー

 はげやま博士 はげやま博士

(シャケ君には効かなかったか…)

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