ホーソン効果とは?(ビジネス心理学編)
あなたが部下や後輩を持つ立場であるならば、社員のモチベーションを高めたり、仕事の効率をどうやったら上げられるかを常に考えていると思います。
やる気や仕事のできは本人次第とも持っている人もいるかもしれませんが、実は簡単な方法で部下や後輩のモチベーションを高めることができるかもしれません。
というのも、ホーソン効果といって、相手に関心を持つことによって、モチベーションが高まり、仕事などの効率が上がる傾向があることが知られているからです。
ホーソン効果が起こる理由
関心を持たれていると感じると、「期待に応えたい」とか「ダメな人と思われたくない」と思うようになります。
その結果、普段よりも頑張って仕事などをするようになり、仕事の効率が上がる考えれます。
また、ピグマリオン効果のように、周りから期待されるとさらにやる気がでてくるので、誰かに頑張ってもらいたい場合には、適度に期待してあげることが大切です。
使えるシチュエーション
会社の部下や後輩のモチベーションをアップさせたい場合
ホーソン効果は部下や後輩がいる人に是非使って欲しい効果です。
例えば、部下や後輩に、期待していることをさりげなく伝えたり、周りから目立つ役割を与えてあげると良いでしょう。
そうすれば、期待に応えようと仕事を頑張ってくれる可能性があります。
子どものやる気をアップさせたい場合
子どもも親が自分に関心を持っていると感じると、ホーソン効果により普段よりも頑張ってくれるかもしれません。
例えば、成績を上げたい場合は勉強について話し合ったり、時には一緒に勉強するのも良いでしょう。
また、ピグマリオン効果を狙って、成績向上を期待するのも良いかもしれません。
ただし、期待をかけすぎるとプレッシャーになり、逆効果になってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
組み合わせると効果的な心理効果&現象
【組み合わせ例】
関心を持ちつつ、期待していることをさりげなく伝える。
キャラクターたちの会話
なるほどー
やっぱりボクが勉強を頑張れないのは関心を持たれてないからかー
ミート君の場合はただなまけているだけでしょ…